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【動画】春の妖精!カタクリの群生地(妙高市 斐太歴史の里)

2020.3.25

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歴史ロマンあふれる山野草の宝庫!   

日本の春といえば、いわずもがなサクラが有名ですが、時を同じくして里山で見ごろを迎えるころ草花があります。

そう、春を告げるカタクリです。新潟県上越地域の里山では雪解けが終わるころ、いたるところでカタクリが花を咲かせ、訪れる人を魅了してやみません。

なかでも、群生地として知られているのが北陸新幹線上越妙高駅から車で約15分、妙高市宮内にある「斐太歴史の里」です。毎年上越市高田でサクラが咲くころに丁度見ごろを迎え、カタクリを一目見ようと、毎年県内外から大勢の人が鑑賞しに訪れます。

カタクリは夏から冬の間は土の中で休眠する春植物「スプリング・エフェメラ」を代表する山野草で「春のはかない命」、「春の妖精」などとも呼ばれています。花をつけるまでに7~8年近い年月を要し、実際に花を咲かせるのはごくわずかな期間です。

ここは群生地と呼ばれるだけあてって、最盛期は里山一面がカタクリの花に覆われます。その姿は「紫の絨毯」とも例えられるほどで、足元一面が紫色に染まります。カタクリ以外にもキクザキイチリンソウや、ショウジョウバカマ、イワカガミなど春の山野草が鑑賞できます。

数万本に1本 運が良ければ白いカタクリも……

この群生地は、珍しい白いカタクリの花が観賞できることでも有名な地です。数万本に1本の割合で姿を現すという白いカタクリ。これをお目当てに、訪れる人も少なくありません。写真愛好家の注目の的。運が良ければ鑑賞できるかもしれませんね。

群生地が広がる「斐太歴史の里」は斐太遺跡、鮫ヶ尾城跡、古墳群がなど、弥生時代から戦国時代にかけて史跡が残る歴史的に重要な場所で、日本の歴史公園100選にも選ばれています。特に近年は歴女ブームなどもあり、自然と歴史の両方が楽しめるスポットとして注目を集めています。

※最新の開花状況などは管理棟、またはホームページでご確認ください。歴史の里では、総合案内所の管理棟が4月から11月まで営業しています。

斐太歴史の里

管理棟の営業は4月~11月

住所: 新潟県妙高市大字宮内263-1
電話: 0255-72-0697
アクセス: <車>北陸新幹線 上越妙高駅から15分
URL: https://ameblo.jp/hidarekishinosato/

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