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手のひらに乗る風物詩 縁起物「ちんころ」

2020.1.11

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小正月にかわいい縁起物

毎年1月、雪国で親しまれている小正月の縁起物「ちんころ」。

こちらは、上越市吉川区の小浜屋(おばまや)菓子店がつくる「ちんころ」です。

「ちんころ」とは子犬のことで、米の粉を練って形を整え、蒸してつくります。大きさは3~4㎝ほど。種類は子犬の他、干支のネズミ、ウサギ、タコなどぜんぶで6種類あります。

小浜屋菓子店の店主、中村崇さんは「手作りなので生産性も上がらないし、形も不ぞろいだが、心を込めて作っている」と話します。

吉川区では昭和30年代まで冬の節季市(せっきいち)が開かれ、農家が作ったワラ細工や竹細工が売られていました。ちんころも農家が作り、いっしょに並んでいました。

見た目がかわいいだけでなく、五穀豊穣や安産の願いをこめて、神棚や玄関に飾られてきました。ちんころは、乾燥してひびが入るほど豊作になるとも、幸せになるとも言われています。

今までは吉川の節季市はなくなり、ちんころを作るのもこの地域では、この菓子店だけになりました。しかし、いまでも地元をはじめ新潟市や長岡市から注文が入ります。

中村さんは「吉川区の伝統を守っていきたい気持ちで頑張って作っている。かわいいと思ってもらえればありがたい。飾って楽しんでほしい」と話しています。

「ちんころ」は、6個入りで税込み1,000円。今月末まで販売されていますが、生産数に限りがあるため事前に電話予約をしてほしいということです。

節季市は現在も新潟県十日町市では続いていて、こちらでも「ちんころ」が売られています。


上越市吉川区 小浜屋菓子店

1月末まで販売。生産に限りあり。事前予約してほしい。

住所:新潟県上越市吉川区原之町1399
電話:025-548-2020
アクセス:<車>北陸新幹線 上越妙高駅から車で約40分

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