近年大ブームのキャンプに注目し、上越地域(上越市、妙高市、糸魚川市)で営業しているキャンプ場を総力取材。各キャンプ場の詳しい情報はもちろん、編集部おすすめの立ち寄りスポットなどを掲載。家族でワイワイ楽しむのも良し、ソロキャンプで自分時間を満喫するのも良し。大自然の中へ遊びに出かけてみませんか?
※7月後半から8月はアブに注意!
新潟県糸魚川市を流れる姫川の支流、虫川沿いにあるキャンプ場「不動滝 いこいの里」。名前の通り、景勝地「不動滝」のすぐ近くにあるキャンプ場です。
キャンプ場までの道のりは、新潟県糸魚川市から長野県白馬へ抜ける国道148号の大野交差点を右折し、緑に囲まれた山道を走ること7キロほど。山に入ってからの道は狭く距離があるため、初めての方は不安を抱くかもしれせんが、キャンプ場までは1本道です。途中、案内看板もありますのでご安心ください。またキャンプ場までの道のりは、小滝川沿いから山道へと入る別ルートもあります。先にヒスイ峡などを観光してから立ち寄る場合は、こちらのルートがおすすめです。
キャンプ場の入り口にある管理棟
キャンプ場
キャンプ場の営業期間は雪解けの4月下旬から11月中旬まで。無料で使用することができます。いこいの里の入口には管理棟がありますが、管理人が常駐するのは土、日、祝日・祭日のみです。入口付近にはトイレもあります。森に囲まれたキャンプサイトは一面が芝で、直火は禁止です。テーブルとベンチの近くには屋根付きの炊事場もあります。
周辺には、東屋やベンチがあり、キャンプサイトの脇には小川が流れています。川はとても浅く、子どもが水遊びするのにピッタリです。※増水時は川に近づかないようにお願いします。
不動滝
このキャンプ場の最大の特徴は落差70メートルの不動滝が間近にあることです。いこいの里を奥に進むこと2~3分で、マイナスイオンたっぷりの滝つぼに到着です。不動滝はおよそ4キロ先の上流部、ヒヨドリ池から流れる虫川にある滝です。
不動滝 初夏の様子
滝つぼの近くに、水の神様(高龗神)を祀ったほこらがあります。言い伝えでは、滝つぼに龍がいて、滝に石を投げると大雨を降らせたとか。また滝の周りの岩石は、海底の泥がたまってできたもので、およそ2億6000万年前の古世代ペルム紀にできたものだそうです。歴史ロマンあふれる滝は必見ですね。
暑い夏にはぴったりのキャンプ場です。マイナスイオンをたっぷりと浴びて癒されましょう。
キャンプ場からおよそ25分、国道148号線沿いにある「ひすいの湯」。泉質は塩分をふくんだ塩化物泉です。年中無休で夜も10時まで営業しています。キャンプ場利用の前後にお立ち寄りください。
【ひすいの湯】
■住所:新潟県糸魚川市大野298-1
■営業時間:10:00~22:00(受付は21:30までに)年中無休
■入浴料:日中:大人900円/小人500円 ※16時以降は大人700円/子ども450円、シニア600円※17時以降700円
■泉質:塩化物泉
■駐車場:200台
■問い合わせ:TEL025-553-2222
※料金は2023年4月21日現在