新潟県上越市の北西部を流れる桑取川の河口で、今年もサケ漁がはじまっています。
桑取川河口でのサケ漁は今月2日から始まりました。今月15日、2日前からの雨で川が増水し濁ったことで、サケの遡上しやすい条件がそろいました。
河口近くでは桑取川漁業協同組合のスタッフが慣れた手つきで網を打ち、なかには一網で13匹あげる人もいました。
捕獲したサケの量はこれまでに1800匹ほどと、去年の同じ時期より800匹ほど多くなっています。去年全体の漁獲量は例年より少ない3700匹でしたが組合では、今年は例年並み、8000匹が獲れるのではと期待しています。
平井民夫組合長
「海には相当の数が見えている、一雨で700~800匹は1日で捕獲できるので、あとは天気しだい」
この日は、来年放流するための卵の受精も行われました。
組合では、毎年およそ100万匹の稚魚のふ化を目標にしています。
桑取川のサケ漁は12月上旬まで続き、ふ化した稚魚は来年3月に桑取川に放流されます。
電話: 025‐546‐2077
アクセス: <車>北陸自動車道 名立ICから約10分