新潟県上越市、直江津の町をアートで飾るイベント「なおえつうみまちアート」が、23日(土)から始まりました。
「なおえつうみまちアート」は、アートでまちを盛り上げようと、地域住民が主体となって開催しているイベントです。5年目の今年は去年とほぼ同じ開催規模で、直江津屋台会館をメイン会場に、無印良品 直江津やライオン像のある館などで、さまざまな作品が展示されています。
初日の8月23日(土)にはオープニングセレモニーが直江津ショッピングセンターエルマールで開かれ、地元のブラスバンドが演奏したほか、地元の年長園児が、自ら描いた祭りにちなんだ絵柄のうちわを手に、よさこいを踊って盛り上げました。
エルマールには、今年度で閉校する、上越市立三郷小学校の児童が、元上越教育大学特任教授の荒川圭子さんなどと制作した、巨大作品「山から海へはるかなる水のたび」が展示されています。
このほか、直江津小学校5年生23人が直江津の観光名所などをモチーフに制作した、のぼり旗が展示されています。旗は期間中、様々な場所に展示されます。
一方、別会場の船見公園には、去年佐渡金山が世界文化遺産に登録されたのを祝い、江戸時代に直江津とつながりのあった北前船をかたどったオブジェが展示されています。
オブジェの船の先は、佐渡を向いています。
なおえつ うみまちアート実行委員会 重原稔 実行委員長
「(5年目で)皆さんから認めていただき、ご協力をいただくようになった。たくさんの笑顔を作りたい。頑張りたい」
「なおえつ うみまちアート2025」は、直江津屋台会館をメイン会場に、直江津ショッピングセンターエルマールやライオン像のある館など、直江津地区の各所で9月15日(月)まで開かれています。
来月13日(土)は、直江津屋台会館と海浜公園で、「なおえつ うみまち音楽祭」が開かれ、地元出身のミュージシャンを中心に、妙高市出身の高木いくのさん、上越市出身の齊藤ジョニーさんなどが出演します。このほかにも、期間中、さまざまな展示やワークショップが開かれます。詳しくは、うみまちアートのホームページをご覧ください。